
アクション・冒険
喧嘩でも、船の上でも、一度も背中をつけたことがない。駿河湾の港町・凪浦で桜えびの船に乗る18歳の海老原天は、「下になった奴は負け」と信じている。家で寝転がってばかりの父を見下し、陸に上げたままの父の船を直して、誰の下でもない船主になるのが夢だ。エンジン代の10万円を目当てに出た柔術の体験会で、天は生まれて初めて背中をつけさせられる。自分をひっくり返したその返しは、16年前に世界の決勝で王者をひっくり返し、次の年に消えた男——父・浪平のものだった。下からでも勝てる武術・柔術で、天は無差別級の頂を目指す。
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ファンタジー
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